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デリケートゾーンにできもの?突然身体に現れた粉瘤…原因は?手術で治る?詳しく紹介!

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みなさん、こんにちは!

フェムケア専門サロンDearの広報担当です(*^_^*)

「デリケートゾーンに粉瘤ができた」「何科に受診したらいいの?」身体に突然現れる「できもの」はとても気になりますよね。

特にデリケートゾーンとなると、なかなか相談できず、悩んでしまう方も多いと思います。

この記事では、皮膚の良性腫瘍「粉瘤」について原因や見分け方、検査方法や気をつけることなどを細かくご紹介していきます。よければ参考にしてみてください。

デリケートゾーンにでき物ができた!粉瘤って?

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女性のデリケートゾーンに出来るしこりは「粉瘤」(アテローム)と呼ばれ、女性特有のできものです。

デリケートゾーン部は分泌腺が多く、下着で擦れたりすると老廃物が溜まりやすくなります。

粉瘤は皮膚組織の下に、老廃物が溜まりしこり状のできものが発生するもので、良性腫瘍の一種です。

通常痛みはありませんが、炎症を起こすと痛みが出てきます。中心部に黒い点が見えるのが特徴です。

粉瘤ができる原因

粉瘤の内容物がアカや皮脂などの老廃物であることや、悪臭がすることなどか「不衛生」が原因と言われていますが、どんなに清潔にしていても体質でなりやすい人もいます。

炎症の主な原因は細菌感染であるとも言われていますが、ハッキリとした原因は明確になっていません。

また、きちんと治療しても繰り返したり多発する場合、その人の先天的な体質によるものが大きいです。

市販薬で治るのか

粉瘤は自然治癒することはなく、自分で治すことは不可能と言われています。

中の袋を取り除かない限り再発してしまい、まれに炎症を起こすこともあるため皮膚科を受診されることをおすすめします。

人によっては、針で刺して内容物を絞りだして一時的に治ったように見えるかもしれませんが、袋が残っている限り再発するといわれており、薬で治るということもないのだとか。

粉瘤の見分け方

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デリケートゾーンのできものは、なかなか見分けがつかないものです。おできやニキビなど、初期の粉瘤と似ているところもあるため勘違いする方も多いです。

ここでは、粉瘤の見分け方をご紹介していきます。

デリケートゾーンのおできとの違い

おでき(せつ)は、黄色ブドウ球菌などが毛穴とその周囲に細菌感染を起こすことによって起こります。

ブドウ球菌は皮膚につねにある細菌で、疲れやストレスなど、身体の免疫力が下がっている時に毛包炎が悪化しておできになるといわれています。

細菌に感染して炎症した粉瘤に似ているところがありますが、おできと違って粉瘤のしこりは突然できるものではありません。

おできは感染してから早いうちからしこりができて痛みが生じるため、徐々に大きくなっていく粉瘤とは過程が大きく異なります。

また粉瘤の場合は、開口部に黒い点があり、見分けるポイントの一つでもあります。

デリケートゾーンのニキビとの違い

ニキビの主な原因は、毛穴にある皮脂腺から皮脂が過剰に分泌して毛穴が詰まることです。

ニキビと間違いやすいのですが、初期の粉瘤は触れると小さなしこりが感じられます。

見た目の変化はほとんどなく、この時点ではあまり自覚することがありません。

炎症が起きて赤く腫れてくると、ニキビだと勘違いすることがあります。

よく大きなニキビのようなものと勘違いされますが、粉瘤はニキビと違い放置していても治らないといわれています。

また粉瘤は、毛穴以外の場所にもでき、大きくなりやすいのが特徴です。

またニキビは市販薬でも治る可能性はありますが、粉瘤は薬で治ることはないといわれています。

何科で受診したら良いの?

診察 iPhone 

「患部を見せるのが恥ずかしい」という場合には、女性医師が担当している皮膚科や

個室診療を行っているクリニック・医院がおすすめです。

皮膚科の受診で、粉瘤がどうかの判断が可能です。

ただ粉瘤は手術が必要となるため、粉瘤手術を行っている皮膚科を受診するのがいいかもしれません。

診察の流れ

気になる部分が粉瘤であるかどうかを診察します。

また直径の大きさにより手術が変わってくるため、大きさや部位を確認します。

大きな粉瘤でも日帰り手術が可能です。手術は5〜10分程度、長くても20分を超えることはほとんどありません。

検査方法

粉瘤はくりぬき法または切開法という手術法を用いて摘出することが多いのだとか。

切開法は、粉瘤の手術として一般的な手術法で、紡錘形に皮膚を切開をして摘出します。

袋状の組織ごと丸ごと摘出するので取り残しがなく、再発することがほとんどないと言われています。

くり抜き法(へそ抜き法)は、パンチのような型抜きを使って粉瘤の中心に小さな穴を空け、袋と一緒に粉瘤を取り出します。

炎症などによって袋が破れやすくなっている場合、内容物を絞りだしてから、丁寧に袋も一緒に取り除きます。

傷跡が小さく、縫合もしないため、通院日数も少なく患者さんの負担を軽減できるメリットがあります。

最近ではこのくりぬき法が一般的になってきているのだとか。

粉瘤を悪化させないように気をつけること

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角質が厚くなると、分泌腺に蓋が出来てしまい滞った状態になりやすいです。

皮膚表面を普段から清潔にしておくことを心がけましょう。

また、予防としては下着を擦れにくいものに変えることや、過度の刺激を与えないよう気をつけることが大切です。

石鹸で洗いすぎない

普通の石鹸やボディソープは洗浄力が強く、デリケートゾーンのバリア機能を果たす良い菌まで殺してしまいます。

日頃からデリケートゾーンを清潔にすることは大切ですが、強い力でゴシゴシ洗ったり爪を立てて洗ったりするのはよくありません。

特にトラブルのある時は、石鹸やボディソープも刺激になることがありますので、ぬるま湯で流すだけで十分です。

通気性のよい下着を選ぶ

デリケートゾーンは蒸れやすいため、通気性が良い清潔な下着を着けましょう。

また、締め付けるタイプの下着も肌は刺激を受けやすいです。

長時間のデスクワークや蒸れやすく締め付けられる下着を避け、患部を清潔に保つなどのケアが必要です。

生理用ナプキンやおりものシートの使用は、必要な時だけ使用すること。

保湿をする

保湿はとても大切で、保湿を怠るとシワやたるみが出て劇的に老化が加速します。

肌の乾燥が進むことで、守ろうと角質が必要以上に厚くなったり、かゆみやにおいもキツくなっていってしまいます。

デリケートゾーン専用のもので刺激の少ないものを選び、しっかり保湿を心掛けましょう。

専用石鹸で膣付近を清潔にしてから、専用オイルや保湿クリームやを使うのが効果的です。

【まとめ】デリケートゾーンの粉瘤は早めの受診を

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ここまで、ブログをご覧頂きましてありがとうございます♪

デリケートゾーンの『粉瘤』についてまとめてみました。

陰部のできものは、皮膚の中に老廃物や粘液が溜まっている可能性があるといわれています。

現時点で痛みなどの症状がなくても、悪化すると痛みが出たりどんどん大きくなると言われています。

大きくなると、手術による術跡や費用も掛かってくるため、不快な症状や日常生活に支障がきたす前に早めに医療機関に行くことをおすすめします。

ちなみに、ブログを発信している当サロン『Dear』は、敏感肌脱毛専門サロン・フェムケア専用サロンです!

粉瘤診療・処置とは異なりますが、ジャンルとしては同じです。

女性特有のお悩みを解消できるサロンとして、デリケートゾーンにまつわる様々な施術や、ご自身でのケア方法のアドバイスなどを行っています。

周りになかなか相談しにくいデリケートなお悩み、お気軽にご相談下さい(*^_^*)

美容のプロが、全力でサポートさせて頂きます♪