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フェムテックの意味とは?注目されている理由や今後の課題などをわかりやすく解説

みなさん、こんにちは!フェムケア専門サロンDearの広報担当です。 女性進出は目覚ましい現代。ただその流れとともに新たな問題が露呈しています。女性はライフステージが変化していく中で、生理や妊娠、出産、更年期と様々な問題と直面します。 それらを解決へと導く商品やサービス。 これを『Femtech(フェムテック)』と呼びます。 2025年までに5兆円の規模になるマーケットともいわれていたり、フェムテックを掲げる企業の株価が上がっているなど、今注目を浴びている「大きな可能性」を秘めた分野なんです。 今回は女性のみならず、男性にも気にして欲しい『フェムテック』(フェムテックケア)についてお話します。 フェムテックの意味 それではまず『フェムテック』という聞きなれない言葉について、詳しく解説していきますね! 女性のライフステージに合わせた商品・サービスの実施 ライフステージが変わっていくと共に、様々な問題が浮き彫りになります。 例えば、生理、妊娠、つわり、出産等、育児、介護・・・ それぞれに合わせて必要なことって違いますよね。 私も女性なのでよくわかりますが、生理の時にはどうしても身体が怠くなりますし、それと共に鬱々した気持ちにもなります。 身体のことだけではなく、内面にも気を配ることで憂鬱な時期を乗り切れたりすることもあると思います。 具体的な商品・サービス内容って? 具体例を挙げて紹介しますね! ◆生理、月経 生理用品、ナプキン、月経カップ、月経管理アプリ、むくみ防止アイテム(ソックス・サプリ) ◆妊娠期、産後 妊娠期ケア、つわりケア、搾乳機 ◆妊活、妊よう性 妊活サポートアプリ、不妊治療、卵子凍結サービス等 ◆プレ更年期、更年期 更年期ケア用アプリ、更年期ケアサプリ・健康インナー ◆そのほか ホルモン検査、デリケートゾーンケア、健康相談アプリ・サービス、骨盤底筋トレーニング、各種検査・サービス等 フェムテックが注目されている理由 大手企業も積極的に参入! 仕事をしているとき、生理のことで集中できないと辛いですよね。 そんな時には「安心できる」生理用品が必要不可欠です。ただの生理用品ではなく、何層にも重ねた吸水力のある布がショーツになっていることで「漏れ」の心配を解消できる吸水性生理ショーツの他、 自宅で卵子の数がわかるキットやSNSを活用した妊活コンシェルジュのサービス等…。 女性のライフスタイルに合わせた悩みに特化したサービスを、アパレルブランド「ユニクロ」などの大手企業も参入しているくらい、注目度の高さが伺えます。 今後も他の企業の参入が期待されますね。 セミナー実施や福利厚生まで! 働く女性の年齢やライフステージに合わせた課題について、社会的にも問題視されるようになり 企業や自治体がサポートしているようです。 産業医と連携して企業や業界ごとに違う「妊活」の進め方、病院選びが出来るサービス、また妊活に取り組む市民向けの相談窓口を設けている市も増えてきました。 積極的なフェムテックの推進は、今後も加速していきそうですね! フェムテックの今後の課題や将来性 男性社会としてのイメージ 女性の社会進出に関して切っても切り離せない話題。それは男性のイメージがまだ根強いこと。 業界によっては、男性の数が多い会社があります。 男性が多い中で、女性ならではの悩みについてはなかなか声をあげづらい環境ですし、  女性のライフステージによって変わる課題に対しては、あまり積極的ではないかもしれません。 そのあたりは、今後女性の社会進出が更に飛躍していくこと・女性が勇気を出して声を届けることで 少しずつ変化していくかもしれませんね。 日本らしい課題 これも切っても切り離せない課題ですが、女性のライフステージに合わせた悩みを話しづらいことです。 例えば、生理休暇という制度がありますが、徐々に浸透していると言っても消化率はまだまだ高いものではありません。 「生理痛が酷いから」と仕事を休みたくても、どうしても言いづらい・理解が得られにくい、との理由で休みづらい状況にいる人がほとんどです。 出産後に子供のことで仕事を休んだり早退し辛いのも以前から解決されにくい課題ですよね。 加えて、こういったことを言うのは恥ずかしい…といった風潮もあります。 「辛いことは我慢して真面目に働く」が美徳とされるような、日本人らしい課題ではないでしょうか。 フェムテックのおすすめアイテム 『フェムテック』は女性にとってとても温かく優しく心強いサービスですね! 自治体などで実施しているイベント以外にも、便利なアイテムがたくさん出てきています。 そんな中でも便利なアイテムを厳選して紹介します。 特に悩みが多くなりがちな生理の時期、更年期についてサポートしてくれるアイテムです。 更年期を楽しめる『更年期ケアアプリ』 “There’s an app for that “という表現を聞いたことがありませんか? レストランや旅行、育児相談アプリ等生活の様々な場面でアプリが存在しているという意味合いです。 『更年期アプリ』というのは、更年期の症状を管理するためのアプリです。 具体的な内容とメリットは以下の通りです。 ・症状を記しておける ・専門家の情報にアクセス ・悩みを分かち合えるコミュニティ ・これからの医療の提供 スマホで検索する場合は、ヘルスケアで調べると出てくるようです。 症状のみならず、血圧や身長体重などの情報も入力できるものもあり、美容・健康管理に役立ちます。 あなたに合うアプリを見つけられるといいですね。無料のものもありますので、色々試してみてください。 生理の時期の不快さを解決する『月経カップ』 ナプキン、タンポン、そして第三の生理用品として密かに人気を博しているのは、月経カップです。 芸能人も利用しているという噂もありますね。 そんな月経カップ。使い方やメリットを知ってるようで知らなかったりしませんか? まずはメリットを見ていきましょう。 【メリット】 ・匂いが気にならない ・蒸れない、長時間使用OK ・費用削減 ・病気を防げる ・プールや温泉でも使用可能 月経カップは、直接膣内に挿入するため、下血をそのまま滴るようにしておくナプキンと比べて、不快なにおいが気にならなくなります。 ナプキンを使うと肌が蒸れてカンジダなどのトラブルが起きてしまいがちですが、そのあたりも問題ありません。 経血が漏れる心配がないため、プールや温泉でも使用できるのもメリットですね。 続いて使い方を見ていきましょう。実際に膣内に挿入する前に消毒が必要です。 鍋にいれて消毒、電子レンジで消毒等どちらも構いません。挿入する前にはカップを低刺激(できればデリケートゾーン専用)のものを使ってきれいに洗っておきましょう。 【使い方】 ・カップを縦半分に折りたたみます ・手指を洗ってから膣内に挿入していきます 手順はこれだけです。ちょっと大きなタンポンと思えばそこまで違和感なく使えそうです。 入口付近でとめてしまうと異物感が感じられるかもしれませんので、タンポンより少し手前くらいの感覚でまずはチャレンジしましょう。 また、タンポンだと4~8時間ほど連続着用を推奨されているのに対して、月経カップは12時間ほど挿入していても問題ありません。 取り出す際には、また手指を消毒してから指を沿わせてカップの底をつまむようにすると良いでしょう。 はじめのうちはコツをつかむまで大変かもしれませんが、生理中で体調が良い時などにチャレンジしてみましょう。私も実際に使ってみましたが、ナプキンよりも手軽ですし、洗えば再度利用できるところは環境にも良いのではないかと思いました。 ただやっぱり慣れていないせいか、大変でしたし時間がかかりました・・・笑 無理に使うのではなく、それぞれが自分に合っていて、より快適に過ごせる生理アイテムを使うのが良いと思いました。 こうして試して感じた声をSNS等で広げていくことも『フェムテック』の促進になるのかもしれません。 【まとめ】フェムテックの今後の発展に大注目! 今回はフェムテックについてご紹介しました。 気づいたら身近にある製品ばかりで、女性のことをこれだけ支えてくれるサービスがあると思うと嬉しいですし安心しますね。 フェムケアサロン『Dear』のブログでは、女性の「人には言えない悩み」を解決するために、日々発信しております。フェムケアやフェムテック、それぞれのアイテムの使い方などについても情報発信させてもらっているので、少しでも気になる方がいればぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね!! 女性の社会進出と共に発生する課題の解決。これからも目が離せません!今後、どのように更に飛躍していくのか、見守っていきたいと思います。 それではまた!