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更年期のおりものの変化は?おりものの異常や病気のリスクについて解説!

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おりものは更年期に変化する。病気の可能性は?

みなさん、こんにちは!

フェムケア専門サロンDearの広報担当です。

おりものとは、子宮や膣から出る分泌物のこと。女性なら誰でも起こる症状です。

おりものの量やニオイなど気になることがありますよね!

そもそもおりものは、生理周期と関係するものです。

月経の周期は人によって多少の差はありますが、25日~30日周期が基本です。

おりものは月経と月経の中間の時期に増えるため、最も多いのは月経後2週間くらいの時期です。

そのおりものは、閉経を迎える50歳前後である「更年期」の時期に大きく変化します。

更年期になると女性ホルモンであるエストロゲンが減少するため、おりものは減少するのが一般的です。

しかし、人によっては一時的に量が増えたり、不正出血が起こったりすることもあります。

更年期を迎えるとエストロゲンの減少に伴い、おりものにも変化が起こります。そこで、注意をしたいのはそのおりものの変化が更年期によるものなのか、それとも病気によるものかという見極め。

おりものの変化を軽視してしまうと病気の可能性に気づけないこともあるため、異常を感じたら婦人科を受診しましょう。

更年期はいつのこと?

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「更年期」が具体的に何歳くらいかがわからないという人もいるのではないでしょうか。

「更年期」とは、閉経を迎える前の5年間と、閉経後5年間の合計10年間のことを指します。

目安としては、45歳~55歳の時期です。

更年期になると女性ホルモンが減少するため、女性の身体には大きな変化が生じます。

そのため、「更年期障害」といわれる不快な症状に悩まされる女性も少なくありません。

更年期障害の度合いは人によって異なりますが、のぼせや発汗、頭痛、肩こりなどの症状からめまいや不眠などの自律神経の症状までさまざまな症状に悩まされる人が多いでしょう。

更年期に起こる、おりものの変化

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更年期には身体や心の不調だけでなく、おりものにも大きな変化が起こります。人によっては一時的に量が増えることもあるので、おりものの変化をよく観察しましょう。

更年期のおりものにはどのような変化があるのか、具体的な3つの変化についてご説明します。

更年期にはおりものの量が減少する

更年期になるとおりものが一気に減少するのが一般的です。これは、女性ホルモンであるエストロゲンの量が減ってしまうからです。

おりものが最も多い時期は20代後半~30代前半で、この時期にエストロゲンの量がピークを迎えます。したがって、おりものの量とエストロゲンの量は比例しているといえるでしょう。

おりものの量が減少することで、おりものが原因のさまざまな悩みから解放される人も増えます。

色は無色透明か乳白色になる

更年期の前は、おりものは月経によって変化していましたよね。閉経前は月経直後にはほとんどおりものが出ないですが、排卵期に向けて少しずつ増えていきます。そして、排卵期は透明でゼリー状のよく伸びるおりものへと変化します。

排卵後は量が減り、黄白色の粘り気のあるおりものへと変化するのが一般的です。更年期の前には1か月のうちで変化していたおりものも、更年期には無色透明か乳白色になります。

ニオイの変化

おりものは、もともと少し酸っぱいニオイが通常ですが、更年期になると、ほぼ無臭へと変化していくことが多いです。更年期や閉経した後におりもののニオイがきつくなったりの変化があったときは、隠れた病気の可能性もでてくるので注意しましょう。

おりものの量はどのくらいが正常?

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おりものの量は更年期の30代前半にピークを迎え、その後、徐々に減っていきます。しかし、更年期や閉経の時期におりものが一気に減ると不安に感じる女性もいますよね。おりものの量が極端に少なくなっても、それは正常な状態なので心配しなくて大丈夫!

ただ、更年期でもおりものが異常に増える人もいます。おりものの急激な増加は萎縮性膣炎など、隠れた病気の可能性があるので、そんな時は病院に相談してください。

更年期になるとデリケートゾーンが乾燥しやすくなるため、保湿ケアを意識しましょう。

病気のリスクがあるおりものの特徴

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更年期のおりものが量が透明に近くニオイがほとんどないのに対し、色やニオイに異常があるおりものは病気のサインである可能性を示しています。病気のリスクがあるおりものの特徴を知っておくことで、病気を見逃すことなく早期発見につながるでしょう。

更年期や閉経後によくあるおりものの変化で注意しておきたい3つの特徴!

このような異常があったら、病気で検査を受けてくださいね。

黄色っぽい色をしている

更年期に黄色っぽいおりものが出る場合は、病気の可能性が考えられます。

可能性として挙げられるのは、萎縮性膣炎です。萎縮性膣炎とは、女性ホルモンであるエストロゲンの量が減少することによっておりものが減少し、膣の壁が乾燥してただれる病気です。

萎縮性膣炎になると黄色いおりもののほかにも性交痛があったり、膀胱炎になりやすくなったりします。萎縮性膣炎以外の病気でも黄色っぽいおりものが出ることがありますので、違和感を感じたら早めに病院で検査をしてみること。

生臭いニオイがする

おりものから悪臭がする原因はいくつかあります。ほとんどおりものにニオイがない更年期だけに関わらず、おりものの悪臭には注意です。

更年期のおりものから生臭い悪臭がする原因は、膣内の自浄作用が低下することによって細菌が繁殖することです。

悪臭があるおりものには複数の病気の可能性が考えられるため、病院で診察を受けることをおすすめします。

水っぽく量が多い

更年期にはおりものの量が極端に減少するのが一般的ですが、なかには水っぽくサラサラしたおりものが増える人もいるでしょう。水っぽいおりものの原因とする病気には、「細菌性膣炎」が挙げられます。

膣内には常在菌もあり、細菌のバランスが保たれています。そして、その細菌のバランスが崩れると、水っぽいおりものが増える可能性があるでしょう。これは、膣内環境の乱れを表している状態。

更年期障害の症状と連動している可能性もあり、その原因にはストレスや疲労など更年期障害の症状と重なるものもあります。細菌性膣炎は性行為が原因となる場合もあるため、性病とも勘違いされやすいのですが、性病ではありません。

膣内バランスの乱れは、デリケートゾーンの洗いすぎや、間違ったケアなどが原因となることもあるので注意です。

【まとめ】更年期のおりものの異常は病院へ相談を!

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更年期になるとこれまでのおりものと違う変化が起こるため、戸惑う女性も少なくないでしょう。まずは、更年期のおりものの減少やその特徴を知ってみてください。

おりものの量が減ってほぼ無臭になる更年期にそれとは違う異常が起こった場合は、病気の初期症状の可能性が高いです。

おりものの様子がいつもと違う場合は、早めに病院で検査を受けて適切な治療をしましょう。

ここまで、ブログをご覧頂きましてありがとうございます♪

ちなみに、ブログを発信している当サロン『Dear』は、大阪を拠点とした敏感肌脱毛専門サロン・フェムケア専用サロンです!

女性特有のお悩みを解消できるサロンとして、デリケートゾーンにまつわる様々な施術や、ご自身でのケア方法のアドバイスなどを行っています。

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