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フェムテックとは?意味や事例を紹介
みなさん、こんにちは! フェムケア専門サロンDearの広報担当です。 最近、IT技術が進歩したことにより、さまざまなアプリやデジタルツールが登場しています。 フェムテックもそのひとつで、アプリを始めとしてさまざまなテクノロジーを使い、女性特有の健康への課題を重視した製品の販売やサービスの提供を行なっています。 特に、月経やウェルネス、更年期などは女性なら誰でも避けられない問題ですよね。ぜひ、企業が提案するフェムテックの便利な製品・サービスを知って、心地よく過ごせる工夫をしてみてください。 フェムテック(femtech)の意味を解説 フェムテックとは、女性を意味する「Female」のFemと技術を意味する「Technology」のTechからそれぞれ文字を取った造語です。健康面の問題や課題には、男性・女性共通のものもあります。 しかし、それに加えて女性には生理や妊娠、更年期障害などによる症状で「つらい」と感じる人も多くいます。フェムテックとは、このような症状で悩む女性のためにテクノロジーを駆使して開発されたサービス・製品のことです。 具体的に、フェムテックには下記の6つのジャンルがあります。 月経 不妊・妊活 ウェルネス(女性特有疾患) セクシャルウェルネス 妊娠・産後 更年期 フェムテックに特化した企業では、女性の抱えるそれぞれの悩みに寄り添ったアイテムをつくり、女性特有の健康課題が解決されるような提案をしています。 フェムテック(femtech)が注目されている背景 近年、フェムテックの市場が注目されていますが、そもそもフェムテック(femtech)が認知されるようになったきっかけにはどんな背景があるのでしょうか。 実際にフェムテックが注目されはじめたのは、2015年8月に「女性活躍推進法」が国会で成立されてからです。現在では女性でも妊娠・出産をしてからも長く働く人が増え、それに伴いフェムテックの製品・サービスが注目されるようになりました。 また、2021年に経済産業省がフェムテック市場に対して補助事業をスタートさせ、それをきっかけに日本のフェムテック市場はますます拡大しています。 フェムテックの市場規模は、2025年までに全世界で5兆円に拡大する見込みです。フェムテックに対し、テクノロジーを使わない女性向けの製品・サービスは、フェムケアという言葉で呼ばれています。 フェムテック(femtech)に関する注目の企業を紹介 最近では、フェムテックの製品・サービスを提供する企業は少なくありません。女性の健康課題を軽減してくれる製品・サービスはもちろん、男性が月経のつらさを強度別に疑似体験できる製品も開発されていますよね。 今回は、フェムテックに関する注目の5つの企業を、フェムテックとして女性に選ばれているそれぞれの製品・サービスをもとに厳選してご紹介します。 株式会社WRAY 株式会社WRAY(レイ)のコンセプトは、「女性の体の変化に寄り添い、向き合う」です。そして、女性のベストパフォーマンスをサポートするセルフケアブランドとして、さまざまな製品を販売しています。 たとえば、最近注目されている吸水ショーツである「レースサニショーツ」は機能性はもちろん、大人の女性が月経でつらくても気分が上がるようなおしゃれなデザインを採用しているのが特徴です。 ほかにも、デリケートゾーン専用ソープや冷え性の人が多い女性が温活できるセット、身体のバランスが崩れてしまいやすい女性に向けたオーガニックの食べ物やサプリメントなどもインターネットで販売しています。 WRAYではどちらかというとフェムケアの製品を扱っていますが、インターネットで注文を受けたり、自社製品をネット上の自社メディアで紹介するなど、フェムテックを上手く組み合わせた事業展開をしています。 株式会社日立コンサルティング 株式会社日立コンサルティングは、製造や流通・サービス、ヘルスケア、金融など幅広い分野の支援を行っている会社です。そのなかの「ヘルスケア」の分野で、「フェムテック事業企画支援コンサルティング」があります。 これは、早い段階からフェムテックの分野に参入した日立コンサルティングの知識を生かし、フェムテック製品やサービスを新規でつくったり、これからフェムテックに関する事業をスタートさせたいという会社に向けたコンサルティングサービスです。 日立グループならではのデジタル技術やノウハウ提供・プロジェクトマネジメントも受けられるため、フェムテックをこれから取り入れたい企業におすすめな支援が受けられます。 シャープ株式会社 シャープ株式会社では、IoT収納ケースを使うことによって生理用品の在庫を把握し、それと同時に生理周期も自動記録可能なサービスを提供しています。 女性にとって月経は面倒なもので、月経の日にちを忘れてしまったり、次の月経までにナプキンの数を把握しきれていなかったりすることもあるでしょう。 シャープ株式会社ではIoT収納ケースと在庫管理のアプリを連携させることで、ナプキンの在庫管理と月経の周期記録を同時に実現できます。それによって、女性が自分の月経周期から健康管理までができるフェムテックのサービスです。 シャープ株式会社は、今後さらにこのサービスを拡大して生理用品の自動注文ができるようにするなどの事業展開を検討しています。女性の体だけでなく、月経によるストレス軽減ができるサービスとして、今後ますます需要が高まっていくでしょう。 株式会社MEDITA 株式会社MEDITAは、「研究×テクノロジー」の2つを掛け合わせた、フェムテックの研究開発型ベンチャー企業です。代表的な製品としては、女性用健康管理プラットフォームの「Aidy」があります。 Aidyは女性がオンラインで産婦人科などの予約をLINEを通して行い、診療までが受けられるサービスです。その他にも、管理画面から女性の健康の現状や推移を可視化し、フィードバックを受けることで現状を把握し、これからの行動に役立つでしょう。 また、遠方で医療機関を受診できないような人が生理用品やピル、漢方を配送してもらえるサービスを受けられるのもAidyの良い点です。 女性だけで構成された専門家に相談できるサービスもAidyの機能としてあるため、女性が抱える幅広い種類の悩みや不調の解消にもつながるでしょう。 株式会社ステルラ 株式会社ステルラは、妊活や不妊治療をしながら仕事を両立させるようなライフプランやキャリアを見据えたサービスを提供しています。 妊活や不妊治療に対する理解を深めるようなセミナーやウェビナー、eラーニングを開発し、知識や情報の定着を目指したビジネスを展開しているのです。 また、株式会社ステルラでは女性のヘルスケア支援など、フェムテックに関するイベントなども主催しています。 たとえば、2023年3月11日・12日に原宿とオンライン配信で開催した「ご自愛」をテーマにしたフェムテック・ヘルスケアのイベントである「WEHealth 2023 sponsored by elevit」は、1,500人以上の女性がフェムテックに関心を持って参加しました。 イベントにはフェムテックに貢献している企業19社が参画し、展示販売や体験、女性タレントやモデルがトークセッションを行い、生理やピル、卵子凍結などの話をし、女性が体について考える機会を提供しました。 株式会社ステルラではサービスのなかで、女性だけでなく男性の健康も管理するような情報を発信しています。 【まとめ】まとめ│女性の悩みを解決するフェムテックを知って豊かに暮らそう 女性の悩みは月単位で訪れ、年齢を重ねるとその健康課題は徐々に増えていきますよね。フェムテックの製品・サービス開発に取り組んでいる企業では、そのような女性に優しいサービスが日々生み出されています。 フェムテックについてあまり知らなかったという女性は、ぜひそれぞれの企業の具体的な製品・サービスの情報を得るようにしてみてください。 フェムテックの製品・サービスを普段の生活の中に取り入れることによって、女性にとって豊かな暮らしが実現できるでしょう。 ここまで、ブログをご覧頂きましてありがとうございます♪ ちなみに、ブログを発信している当サロン『Dear』は、大阪を拠点とした敏感肌脱毛専門サロン・フェムケア専用サロンです! 女性特有のお悩みを解消できるサロンとして、デリケートゾーンにまつわる様々な施術や、ご自身でのケア方法のアドバイスなどを行っています。 周りになかなか相談しにくいデリケートなお悩み、お気軽にご相談下さい(*^_^*) 美容のプロが、全力でサポートさせて頂きます♪